【中学受験】勉強しない子供にイライラしているお母さんが、子供を合格に導くために必要なこと。

 

こんにちは。

ガミガミママが、中学受験生のお子さんを

笑顔でサポートできるよう、メンタル整理を行なっている

アンガーマネジメントコンサルタント松居麻里です。

 

怒りと上手に付き合う心理トレーニング・アンガーマネジメントと

思考と空間の整理のプロ・ライフオーガナイザー®️を合わせた手法に

長男の中学受験の経験を加えて、

受験生のお母さんのメンタル整理を行なっています。

 

イライラしているお母さんが、子供の受験の一番の邪魔になっています!

「早く勉強を始めなさい!」

「なんで、そんな簡単なミスをするの?」

「そんなんじゃ、第一志望に合格できないよ!」

「やる気がないなら、中学受験なんて、やめちゃえば?」

 

なかなかやる気スイッチの入らない子供に、

ついイライラして、こんな言葉を言っていませんか?

このような言葉が、子供のやる気を失わせています。

 

イライラしているお母さんが、子供の受験を邪魔しているのです!

 

「志望校に合格してほしい!」という思いが強いからこそ、子供にガミガミ怒ってしまいます。

中学受験は、『親の受験』と言われています。

つまり、親と子の関わり方が合否に大きく関係してくるのです。

塾に送り込み、家では親が黙っていても進んで塾の宿題をする、そんな子供は少数派です。

 

多くの子供は、やらなくてはいけないと分かっているけれど、

「難しいからやりたくないな〜。」

「宿題の量が多くて面倒臭いな〜」

「やってもやっても、終わらなくて嫌だな〜。」

と思っているものです。

 

塾の勉強は、難しい上、量も膨大。

自ら「受験をしたい」と言った子供でも、やりたくない時もあります。

 

そんなやる気のない子供の様子を見て、母親は、

「第一志望に合格するためには、もっと必死に頑張らせないと!」

と焦るのです。

 

子供が「合格したい!」と思う以上に、

母親の方が「子供を合格させたい!」と強く思い、

子供にガミガミ怒ってしまいます。

 

ガミガミ怒る原因は「焦り」と「不安」

「怒り」は、突然降って湧くものではありません。

「怒り」は第二次感情と言われ、その元となる第一次感情があります。

第一次感情とは、不安、辛い、苦しい、嫌だ、悲しいなどのネガティブな感情のことです。

第一次感情が、心の中に溜まりに溜まってあふれた時に、私たちは怒りを感じるのです。

 

勉強しない子供にイライラして、ガミガミ怒っているお母さんは、

今の時期に、どの程度、仕上げていればいいのか分からず、焦っていたり、

こんな偏差値で、第一志望に合格できるか不安だったり…

 

そんな「焦り」や「不安」といった第一次感情が原因で、子供に怒ってしまうのです。

 

「怒り」の感情は、無理に抑えこまなくてもいい。大切なのは「伝え方」

母親自身も、子供にイライラ・ガミガミ怒っている自分のことを

「なんで、こんなに怒りっぽいのだろう…」

と落ち込むこともあるかもしれません。

 

でも、「怒り」の感情は、人間にとって自然な感情の一つ。

怒りを感じない人はいないし、怒りをなくすこともできません。

「怒らないようにしよう」と、無理に自分の感情を抑えこまなくていいのです。

 

ただ、大切なのは、怒った後に、「どう行動するか」なのです。

 

子供が、算数のテストで、計算問題を間違えた時、

「なんで、そんな簡単なミスをするの!」

と、頭ごなしに怒って、子供の計算ミスが減りますか?

 

そんなことを言っても、ミスは減らないですよね。

 

計算ミスをしてしまったことを責めるのではなく、

これから、どうしたら計算ミスが減るのかを考えて声をかけましょう。

 

「計算ミス」と言っても、色々な種類があります。

例えば、字が汚くて、計算ミスをする子供の場合。

「0」と「6」を見間違えたり、筆算の桁がズレてしまったり。

そんな子供には、筆算を綺麗に書くよう声をかけます。

その時も

「ほら、だから字を綺麗に書きなさいって、いつも言ってるでしょ!」ではなく

「お母さんは、字を綺麗に書いた方がいいと思うよ。」と伝えます。

 

「お母さんは〜だと思うよ。」

「お母さんは〜されると悲しいよ。」と、

自分を主語に、第一次感情を伝えると、

「○○しなさい!」という命令口調よりも、

子供に伝わりやすいのです。

 

子供が勉強しないのは○○だから!

「さっき、『もうすぐやる』って言ったのに、まだ始めてないの?」

「勉強を始めたと思ったら、ボーッとしていて進んでいないじゃない!」

「そんなにのんびりしていて、合格できると思ってるの?!」

 

母親からすれば、

まだまだ宿題は残っているから、

前回の模試の結果が悪かったから、

もうすぐ受験本番だから、

もっとガリガリ勉強するべき!と思っているのに、

全く緊張感がなく、のんびりしている子供を見るとイライラしますよね。

 

子供は「勉強しなかったらどうなるか」が分かっていない。

親は、今までの経験から、

「今から勉強して積み上げていかないと、受験本番で合格できない」

と予測できます。

 

だから、子供がのんびりしている様子を見ると、

「そんなんじゃ、間に合わない!」と焦るのです。

 

でも子供は、まだ10歳ちょっと。

受験が初めての子供がほとんどです。

今、勉強をしなかったら、数ヶ月先、数年先の受験本番でどうなるか、想像できません。

だから、焦らないのです。

 

長男の受験の際、残り100日を切っているのに、全く緊張感も焦りもない長男の様子を心配していたら、塾の先生から、

 

「お母さんとお子さんの時間の感覚は、1ヶ月くらいズレているんですよ。

あと1ヶ月もすれば、放っておいても焦り出しますから、見守っていてください。」

 

と言われました。

実際、その通り、1ヶ月経った頃に焦り出して、本気になって勉強を始めましたよ。

 

子供が勉強しないのは、

勉強しないとどうなるか

イメージできないからなのです。

 

そのため

「今、勉強しなかったら、どうなるか分かってるの!?」

という怒り方は適切ではありませんね。

 

子供には、受験本番をイメージさせるよりも、

間近にある塾のテストや模試で、目標を決めたり、

1週間の学習計画を立てて、今日やる学習を終わらせることを目標にしたり、

近い未来に目標を設定することをオススメします。

 

「もうすぐ始める」の「もうすぐ」の基準が母と子供で違う。

母「勉強を始めなさい!」

子供「分かってる。もうすぐ始めるから!」

しばらく経って、

母「まだ、始めていないの?!さっき、もうすぐ始めるって言ったじゃない!」

子供「今、始めようと思ってたんだよ!あ〜あ、やる気無くした。」

 

このような会話、どこのご家庭でもあるかと思います。

この中に曖昧な表現があり、それが親子バトルの原因になっているのです。

 

それは「もうすぐ」という言葉。

例えば、母親にとって、「もうすぐ」は、5分後くらいをイメージしているとします。

親子の会話のあと、勉強道具を準備したり、トイレに行ったりして、

5分後からスタートすれば、イライラしませんね。

 

では、子供にとってはどうでしょうか?

もし、その時ゲームをしていたら、

『切りのいいところまでやって、セーブして…それから勉強を始める』から、15分後をイメージしているかもしれません。

(子供からすると、それでも精一杯急いでいるのですよね。)

 

親子で「もうすぐ」のとらえ方が異なると、

親は、自分が期待している通りの行動を子供が取ってくれないので、

イライラします。

 

そんな時は、「早く始めなさい!」ではなく、

「何時から始める?」と聞いてみましょう。

 

始めは、「1時間後」など、

(それじゃ、休憩時間が長すぎでしょ!)

と思うこともあります。

その場合は、

「今日、やることは、コレとコレとコレ。

○時までには、寝て欲しい。」

と、伝え、本人にいつから始めるか考えてもらいましょう。

 

最初のうちは、予定通りに終わらないこともありますが、

そんな時は

「ほら、休憩時間が長すぎるからじゃない!」と怒るのではなく、

「明日は、もう少し早めに始めてみようか?」と提案してみましょう。

 

「もうすぐ」の他にも、「早く」「さっさと」なども曖昧です。

「早く」は「○分後に」、

「さっさと」は「○分間で」などと具体的に伝えましょう。

 

「やる気がない」「集中力がない」という表現も曖昧です。

どうすれば「やる気がある」のか、「集中している」のかを伝えてあげましょう。

 

母親と子供では、言葉のとらえ方が異なる場合があります。

曖昧な言葉を使わずに、具体的に伝えましょう。

 

分かってはいるけれど、やりたくない時もある。

子供自身が納得して中学受験をすると決めたのに、

塾の宿題に真剣に取り組まないと、イライラすることもありますよね。

 

でも、大人でも、ダイエットを始めようと決めたのに、

おやつを食べたくなる時はありませんか?

それと同じです。

 

子供も、分かってはいるけど、勉強したくない時もあるのです。

 

中学受験は、多くの子供が3年間塾に通います。

毎日毎日、塾の宿題に追われているので、時には、やりたくない日もあるでしょう。

そんな時に、ガミガミ怒って、子供のやる気を引き出すことができるでしょうか?

 

もし、疲れているようなら、たっぷり睡眠を取らせる。

もし、宿題の量が、本人の取り組める量を超えているなら、塾の先生と相談して、最低限やらなければいけない分だけを、丁寧に取り組ませる。

もし、問題が難しくて、やる気が出ないのであれば、簡単な問題を解いてみる。

もし、受験勉強のストレスが溜まっているようなら、1日、気分転換にどこかに遊びに行く。

 

そんなことも必要です。

 

長い受験勉強期間、

子供に息抜きが必要な時もあります。

ずっと頑張らせすぎると

「もう、イヤ。受験なんてやめたい。」

と6年生になって受験を辞めてしまうお子さんもいるのです。

 

爆発する前に、ガス抜きも必要。

「勉強したくないな〜」と思っている子供の

第一次感情に目を向けて、寄り添ってあげましょう。

 

 

受験ノイローゼになるのは母親?!心が折れる母親とノイローゼにならない対策

模試の結果が悪いと、子供以上に落ち込んでしまう。

「あんなに勉強したのに、模試の点数が悪かった。」

「まだ偏差値が志望校に届いていない。」

「このままだと、どこも合格できない。今までの勉強が無駄になる。」

 

一生懸命、子供の受験をサポートしている母親だからこそ、

模試の結果に一喜一憂してしまうこともあります。

 

お母さん、冷静に考えてみましょう。

模試は、色々な学校を受験する子供を公平に評価できるように問題が出題されます。

つまり、奇問・珍問はなく、一般的な問題です。

 

ところが、入試では、それぞれの学校で出題傾向が異なり、

個性的な問題を出す学校もあります。

それぞれの学校の過去問題の対策をしっかりやることが、大切なのです。

 

また、四谷大塚の合不合判定テストや首都圏模試は、12月上旬が一番最後の模試です。

そこから受験本番までの1ヶ月半で、大きく伸びる子供もいます。

 

そのため、模試の偏差値に一喜一憂する必要はないのです。

 

模試を受ける最大の目的は、

  • インプットした知識をアウトプットすること
  • テストの時間配分を自分でできるようにすること
  • 苦手分野や取りこぼしている分野を知ること、です。

 

模試は、分析するために受ける、と思えば、

例え偏差値が志望校に届いていなかったとしても

「受験本番じゃなくて良かったね。」

「残りの○日で、ここを強化したら合格できるよ!」

と応援してあげましょう。

 

子供の受験を最優先にしている専業主婦が危険!

受験本番まで100日を切る頃から、焦り始めるのは、子供ではなく母親。

 

専業主婦の場合、子供が学校に行っている間に

栄養ある夕飯や塾弁の準備をしたり

過去問のコピーに行ったり

自分で過去問を解いてみたり

子供の受験一色になってしまいます。

 

私の場合も、フリーランスで仕事をしているため、

平日、仕事が入っていない日は、

化粧もせず、家に閉じこもって、

子供の受験のための時間を過ごしていました。

 

「私は、こんなにあなたの受験のことを考えているのに、

なんでそんなにのんびりしているの?!」

とイライラしていたように思います。

 

平日、仕事をしている母親は、受験とは離れた時間を過ごし、

母親としてではなく、一人の社会人として過ごす時間があるので、

そこまでのめり込まずに済みますが、

家にいる時間の多い専業主婦の母親は、

受験ノイローゼにならないよう注意が必要です。

 

受験が終わっても、結果を引きずるのは、子供ではなく母親!

受験が終わり、お子さんが残念ながら第一志望ではない私立中学に進学することになった場合、

子供は、受験直後こそショックを受けますが、

入学して1週間もすれば、新しい友達、新しい教室、新しい先生に慣れて、学校生活が楽しくなります。

 

引きずるのは、母親の方。

子供の第一志望だった学校の制服を着た子供を見て、心を痛めたり、

入学式の日に、「こんな学校に通うはずじゃなかったのに。」と泣きながら学校に向かったり、

「偏差値の低い学校に行っているんだから、その中でトップを取りなさい!」と子供にプレッシャーをかけたり。

 

子供以上に落ち込んでしまう母親もいます。

 

毎日通うのは、母親ではなく、お子さんです。

中高一貫校なら、お子さんが6年間通う学校ですから、

「この学校で、楽しい6年間が過ごせるといいね。」

「勉強も部活も充実した毎日を過ごせるといいね。」

と、心から思えるといいですね。

 

母親は「自分時間」を過ごすことが大切。受験一色にならずにリフレッシュしましょう。

ついつい子供の受験にのめり込んでしまいがちな母親は、

「子供のための時間」ばかりを過ごしているので、

「自分のための時間」を過ごし、リフレッシュすることが必要です。

 

私自身も、長男の受験直前の秋〜冬は、

子供を通して仲良くなったママ友ではなく、

私自身の友達と、美味しいランチを食べたり、

ホテルのラウンジでアフタヌーンティーを頂いたりして

気分転換していました。

あの時間がなかったら、受験ノイローゼになっていたと思います。

 

私は、誰かと会うことでリフレッシュができましたが、

それ以外でも、

スポーツクラブに行く

映画を見に行く

読書をする

音楽を聞く

など、母親が自分の好きなことをして過ごすことができれば、なんでも良いのです。

 

イライラしたら、落ち込んだら、どうすれば気持ちがリフレッシュできるか、自分の扱い方を考えてみて下さいね。

 

受験生の子供に、イライラしたり、焦ったりしているお母さん、

笑顔で応援できるよう、取り組めるところから始めてみて下さい。

 

初めての中学受験・イライラママが笑顔で子供をサポートできる個人セッション